<山形大>センター長のパワハラを認定 暴言書き置き、人前で侮辱…学長「信用失墜、誠に遺憾」

<山形大>センター長のパワハラを認定 暴言書き置き、人前で侮辱…学長「信用失墜、誠に遺憾」
河北新報 2018/6/21(木) 12:59配信

 山形大xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)の職員がセンター長の男性教授からパワーハラスメントを受けたとして相次いで退職した問題で、小山清人学長は21日の定例記者会見で、同大特別対策委員会がセンター長のパワハラ行為を認定したことを明らかにした。特別対策委は「懲戒処分が相当」との意見を付け、20日付で小山学長に調査報告書を提出した。大学は7月末をめどにセンター長を処分する方針。

 特別対策委は調査報告書で、センター長が複数の職員らに「ボケが!!」「役立たず」などと記した書き置きを残したり、外部の人の前で「偏差値40」「ジジイ」などと侮辱したりした行為をパワハラと認定。その上で「責任者の地位を背景に職員に精神的苦痛を与え、職場環境を悪化させた」と結論付けた。

 小山学長は「関係職員の皆さまに深くおわび申し上げる。大学の社会的信用を失墜させたことは誠に遺憾だ」と謝罪した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする